チーズが有名な国はどこ?フランスやイタリアなど国別の特徴と選び方を伝授

スーパーのチーズコーナーや専門店に行くと、世界中のいろいろなチーズが並んでいてどれを選べばいいか迷ってしまいます。実はチーズが有名な国にはそれぞれ得意分野があり、その特徴を知るだけで自分好みの味が見つかりやすくなります。代表的な国のスタイルを紐解き、チーズ選びが楽しくなる知識をお届けします。

目次

チーズが有名な国はフランス・イタリア・スイスを軸に見ると選びやすい

チーズの歴史は古く、世界中で数千種類ものバリエーションがあると言われています。その中でも、特に有名な「フランス」「イタリア」「スイス」の3カ国を軸に考えると、それぞれの個性がはっきり見えてきます。ワインの最高のお供を探したいのか、パスタを美味しくしたいのか、あるいはとろける熱々料理を楽しみたいのか、目的別に選ぶ目安が分かります。

フランスは種類の幅が広く個性派も多い

フランスは「一つの村に一つのチーズがある」と言われるほど、多種多様なチーズが存在する国です。カマンベールに代表される白カビタイプから、独特の刺激がある青カビタイプ、そして表面を塩水や酒で洗って熟成させるウォッシュタイプまで、驚くほど種類が豊富です。

フランス産チーズの魅力は、その土地の風土(テロワール)が反映された個性的な香りにあります。クリーミーで優しい口当たりのものから、初心者には少し驚くような強烈な香りのものまで揃っているため、自分の好みを追求する楽しさがあります。そのまま切ってバゲットに乗せたり、フルーツやジャムと一緒にデザート感覚で楽しんだりと、食卓の主役になれるチーズが非常に多いのが特徴です。

イタリアは料理に使いやすい硬質系が強い

イタリアは、パスタやピザといった「イタリアン」の発展とともに進化してきたチーズ大国です。特に、何年もの月日をかけて水分を飛ばし、旨みを凝縮させた「硬質系(ハードタイプ)」のチーズに強みがあります。世界的に有名なパルミジャーノ・レッジャーノなどがその代表格です。

これらのチーズは、すりおろして料理にかけると、調味料だけでは出せない深いコクと塩味をプラスしてくれます。また、フレッシュなモッツァレラチーズのように、素材そのもののミルク感を味わうタイプも人気です。イタリア産のチーズは「料理を美味しくするための名脇役」としての側面が強く、キッチンの常備品として使い勝手の良いものが揃っています。

スイスは加熱でおいしさが伸びる山のチーズが多い

アルプスの山々に囲まれたスイスは、保存性に優れた大きなサイズのチーズ作りが得意な国です。「エメンタール」や「グリュイエール」など、アニメに登場するような大きなチーズの多くはスイスの伝統的な技術で作られています。

スイス産のチーズは、加熱することで真価を発揮するものが非常に多いです。冬の定番料理であるチーズフォンデュやラクレットは、まさにスイスチーズの「とろける旨み」を最大限に活かした料理です。加熱するとナッツのような香ばしい風味が増し、野菜やパンに絡めたときの満足感は他の国のチーズを圧倒します。寒い日に家族や友人と囲む食卓には、スイス産のチーズが欠かせません。

オランダやイギリスも定番チーズで知名度が高い

フランス、イタリア、スイス以外にも、オランダやイギリスは見逃せません。オランダは「ゴーダ」や「エダム」の産地として有名で、これらは日本人の味覚に非常に馴染みやすく、クセの少ないマイルドな味わいが特徴です。おやつやおつまみとして、最も親しみやすいチーズと言えます。

イギリスは、世界中で愛される「チェダー」の発祥地です。熟成が進むにつれてホロホロとした食感になり、濃厚な旨みが広がります。これらの国のチーズは、そのまま食べるのにも調理するのにも適した「万能選手」が多く、家庭の食卓で活躍する機会が非常に多い定番品として世界中に広まっています。

チーズが有名な国の味を楽しめるおすすめ商品

世界各国のチーズを実際に味わってみたい方に向けて、専門店やオンラインで購入できる代表的な商品をご紹介します。それぞれの国の個性が詰まった逸品を厳選しました。

チーズ王国 ロックフォールA.O.C.(フランス)

世界三大ブルーチーズの一つです。羊のミルクから作られており、独特の塩気と青カビの刺激、そして濃厚な甘みが複雑に絡み合います。

特徴公式サイトURL
羊乳のコクと鋭い刺激、ハチミツやワインとの相性が抜群チーズ王国公式

チーズ王国 マンステールジェロメA.O.C.(フランス)

フランス・アルザス地方の代表的なウォッシュチーズです。強い香りを持ちますが、中身は非常にクリーミーで、クミンを添えて食べるのが伝統的です。

特徴公式サイトURL
表皮の個性的な香りと、むっちりとした甘みのギャップが魅力チーズ王国公式

Barilla パスタソース ポモドーロ(イタリア料理向け)

イタリア産のチーズ(パルミジャーノ等)と合わせるのに最適なベースソースです。チーズをすりおろすだけで本格的な味に仕上がります。

特徴公式サイトURL
100%イタリア産トマト使用。チーズのコクを引き立てるバリラ公式

イタリア産チーズ 3種詰め合わせ(パルミジャーノ等)

パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノなど、イタリアを代表する硬質チーズのセットです。料理の仕上げに欠かせません。

特徴リンク
本格イタリアンを再現するための基本セット各種オンラインショップにて流通

チーズ王国 テットドゥモワンヌ(スイス)

専用の削り器「ジロール」で花びら状に削って食べるスイスのチーズです。空気に触れることでナッツのような豊かな香りが引き立ちます。

特徴公式サイトURL
華やかな見た目と、口の中で溶ける濃厚な風味が特徴チーズ王国公式

エダム(赤玉チーズ)(オランダ)

赤いワックスでコーティングされた姿が有名なオランダのチーズです。脂肪分が控えめで、さっぱりとした酸味と素朴な味わいが楽しめます。

特徴リンク
非常にマイルドで、料理の具材やサンドイッチに最適各種オンラインショップにて流通

ゴーダ(オランダ)

オランダのチーズ生産の半分以上を占める定番中の定番です。クセがなく、熟成が浅いものはバターのような優しい味わいで、万人受けします。

特徴リンク
そのままでも、加熱してとろけさせても美味しい万能チーズ各種オンラインショップにて流通

国ごとの違いが分かるチーズ選びのコツ

種類が多すぎて選べないときは、産地だけでなく「食べ方」や「素材」に注目してみましょう。いくつかのポイントを押さえるだけで、失敗しないチーズ選びができるようになります。

料理用なら硬質系か加熱向きで選ぶ

パスタやグラタン、ピザなど、料理に使いたい場合は、イタリア産のハードタイプ(硬質系)か、スイス産の加熱向きチーズを選んでください。ハードタイプはすりおろして「調味料」として、スイス産は「とろけるメイン具材」として使うと、その特徴が活かせます。

逆に、フランス産の白カビやウォッシュタイプを加熱すると、香りが強くなりすぎて料理全体のバランスを崩してしまうことがあります。料理に使う場合は、熱を加えたときの「香り」と「伸び」をイメージするのがコツです。

そのまま食べるなら白カビや青カビで個性を楽しむ

お酒のおつまみやホームパーティーのオードブルなら、フランス産のカビ系チーズが華やかでおすすめです。白カビタイプは外側の皮と一緒に食べることで、キノコのような独特の風味を楽しめます。

青カビタイプは塩味が強いため、ドライフルーツやナッツを添えると、口の中で味が完成します。これらのチーズは、冷蔵庫から出して30分ほど室温に戻しておくと、香りと滑らかさがより一層引き立ち、本来の美味しさを堪能できます。

乳の種類で香りとコクが変わりやすい

チーズの原材料となるミルクにも注目してみましょう。最も一般的なのは「牛乳」ですが、フランスやイタリアでは「羊乳」や「山羊乳」のチーズも有名です。

  • 牛乳: マイルドでコクがあり、多くの人が好む味。
  • 羊乳: 脂肪分が高く、甘みとコクが非常に濃厚。ロックフォールなどが代表。
  • 山羊乳: 「シェーブル」と呼ばれ、独特の酸味と爽やかな香りがある。

最初は牛乳製から始め、慣れてきたら羊や山羊のミルクに挑戦してみると、チーズの奥深い世界をより楽しめます。

熟成期間で塩味と旨みの濃さが変わりやすい

同じ名前のチーズでも、熟成期間によって味は別物のように変わります。熟成が浅いものはフレッシュでミルクの甘みが強く、熟成が進むほど水分が抜けてアミノ酸(旨み成分)の結晶が現れ、塩味とコクが強くなります。

例えばイタリアのパルミジャーノ・レッジャーノなら、24ヶ月熟成などは料理に最適なバランスですが、36ヶ月を超えるとそのままひとかけら食べるだけでお酒が進む、濃厚な嗜好品へと変化します。ラベルに記載されている熟成期間をチェックして、その日の気分に合わせて選んでみてください。

チーズが有名な国は目的別に押さえると選びやすい

チーズが有名な国々は、長い歴史の中でそれぞれの風土や食文化に合わせた独自の進化を遂げてきました。フランス産なら多彩な個性、イタリア産なら料理への汎用性、スイス産なら加熱した際のとろける幸せといった具合に、特徴を捉えるだけで選びやすくなります。

自分へのご褒美にはフランス産の個性派を、家族の夕食をランクアップさせるにはイタリア産のハードタイプを。目的別に国を使い分けて、世界中の豊かなチーズの味わいをぜひ体験してみてください。

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この記事を書いた人

パスタが大好きで、トマトの香りだけで気分が上がってしまいます。麺の太さや形でソースのからみ方など、いかにおいしいパスタにするか、究極のパスタづくりを研究しています。みなさんに「なんだかパスタが食べたくなってきた!」と思ってもらえるよう、パスタやイタリアンの魅力が伝わる発信をしていきます。

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