イタリアを代表する世界三大ブルーチーズの一つ、ゴルゴンゾーラ。その独特な見た目から少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、実は種類や食べ方を知ると驚くほど使い勝手の良いチーズです。この記事では、ゴルゴンゾーラの魅力から、初心者でも失敗しない美味しい楽しみ方まで詳しくご紹介します。
ゴルゴンゾーラとは青カビの香りと塩気が魅力のイタリアチーズ
ゴルゴンゾーラとは、北イタリアの特定の地域で作られる伝統的な青カビチーズのことです。世界三大ブルーチーズの中でも、クリーミーな質感と穏やかな甘みが特徴で、チーズ初心者から愛好家まで広く親しまれています。まずは、他の青カビチーズとは一線を画すその特徴や、味の種類について詳しく見ていきましょう。
青カビチーズの中でもコクと甘みが出やすい
ゴルゴンゾーラは、フランスのロックフォールやイギリスのスティルトンと並ぶ有名チーズですが、その中では比較的「甘み」と「コク」が際立っています。これは、主原料である牛乳の品質と、イタリアの温暖な気候を活かした独自の熟成方法によるものです。
口に入れると、青カビ特有のピリッとした刺激とともに、ミルクの濃厚な旨みが広がります。このバランスの良さが、料理に使った際の深いコクを生み出します。特に熟成が浅いものは、まるでバターのような滑らかさと甘みを持っており、初めて青カビチーズに挑戦する方でも抵抗なく受け入れやすい美味しさを持っています。
ドルチェとピカンテで味の強さが変わる
ゴルゴンゾーラには、大きく分けて「ドルチェ」と「ピカンテ」の2種類があります。
- ドルチェ(Dolce): イタリア語で「甘い」を意味します。その名の通り、青カビの量が控えめで、クリーミーな質感が特徴です。マイルドで食べやすく、パスタソースなどにもよく使われます。
- ピカンテ(Picante): 「辛い」という意味で、青カビがしっかりと入った伝統的なタイプです。組織が締まっており、シャープな塩気と力強い刺激を楽しめます。
この2つを使い分けることで、料理の印象を大きく変えることができます。初めての方や、まろやかな味を好むならドルチェ、チーズの強い個性を楽しみたいならピカンテを選ぶのがおすすめです。
そのままでも加熱でも使いやすい
ゴルゴンゾーラの素晴らしい点は、そのまま食べても美味しいだけでなく、加熱調理に非常に向いていることです。熱を加えるとすぐに溶け、ソースや具材と一体化します。
イタリアでは、生ハムやフルーツと一緒にワインのおつまみとして楽しむのはもちろん、ニョッキのソースやステーキのトッピング、ピザの具材としても欠かせない存在です。独特の香りが加熱によって少し和らぎ、代わりに奥深い「隠し味」のような旨みに変わるため、料理のグレードをワンランク引き上げてくれます。
はちみつやナッツと相性が良い
「塩気のあるチーズにはちみつ?」と驚くかもしれませんが、これがゴルゴンゾーラの最も有名な楽しみ方の一つです。青カビの塩気とはちみつの甘みが合わさると、キャラメルのような濃厚でリッチな味わいに変化します。
また、くるみやアーモンドなどのナッツ類を添えると、ナッツの香ばしさと食感がゴルゴンゾーラのクリーミーさを引き立ててくれます。この組み合わせは、ピザの「クワトロフォルマッジ」でもおなじみで、デザート感覚で楽しめるほど完成された美味しさです。
ゴルゴンゾーラを楽しめるおすすめ商品
自宅で手軽にゴルゴンゾーラを楽しむために、スーパーや通販で手に入るおすすめの商品をまとめました。
東京デーリー ゴルゴンゾーラ ドルチェ 45g
日本の家庭で使い切りやすいサイズのドルチェタイプです。クリーミーでクセが少なく、初めての方に最適です。
| 商品名 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| ゴルゴンゾーラ ドルチェ | マイルドな味わいでサラダやトーストに使いやすい | 東京デーリー公式 |
東京デーリー ゴルゴンゾーラ ピカンテ 45g
伝統的な辛口タイプで、少量でもしっかりとした存在感があります。ワインのおつまみにぴったりです。
| 商品名 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| ゴルゴンゾーラ ピカンテ | 青カビのシャープな香りと深い塩気が楽しめる本格派 | 東京デーリー公式 |
IGOR ゴルゴンゾーラ ピカンテ 160g
イタリアの大手メーカー「IGOR社」の本格的なピカンテです。たっぷり使いたいパスタ料理などに向いています。
イタリア産 冷凍ゴルゴンゾーラ クラッシュ 500g
バラバラに凍らせたクラッシュタイプです。使う分だけ取り出せるため、料理に少しずつ加えたい時に非常に便利です。
ゴルゴンゾーラとはちみつのピッツァ(冷凍タイプ)
最初から相性の良いはちみつとセットになった冷凍ピザです。焼くだけで最高のマリアージュを体験できます。
ゴルゴンゾーラ入りチーズ詰め合わせ(ドルチェ系中心)
他の種類のチーズと一緒に少しずつ楽しめるセットです。食べ比べをしたい時に重宝します。
ゴルゴンゾーラをおいしく食べるコツと使い方
ゴルゴンゾーラのポテンシャルを引き出すには、ちょっとしたコツが必要です。温度管理や保存方法を知って、最後まで美味しく味わいましょう。
温度で香りの立ち方が変わりやすい
チーズ全般に言えることですが、冷たすぎる状態だと香りが閉じてしまいます。食べる30分ほど前に冷蔵庫から出しておくと、組織が柔らかくなり、ゴルゴンゾーラ特有の芳醇な香りがパッと花開きます。
特にドルチェタイプは、室温に戻すことで中身がトロリと溶け出し、口どけが格段に良くなります。そのまま食べる際は、この「温度調節」が最も重要なポイントです。
クリーム系ソースは失敗しにくい
料理に使うなら、まずは生クリームと合わせたパスタソースから始めるのがおすすめです。ゴルゴンゾーラを細かくちぎって温めた生クリームに溶かすだけで、驚くほど本格的なソースになります。
クリームがゴルゴンゾーラの刺激を優しく包み込んでくれるため、青カビの香りが苦手な方でも「これなら美味しい!」と感じることが多いメニューです。お好みで黒こしょうを振ると、味が引き締まってさらに美味しくなります。
サラダは少量を散らすと食べやすい
サラダに使うときは、細かくちぎってパラパラと散らすようにしてみてください。ベビーリーフやルッコラ、リンゴなどのフルーツと一緒に食べると、チーズの塩気がドレッシング代わりになり、野菜の甘みを引き立ててくれます。
全体に混ぜすぎず、ひとかけらごとに味の変化を楽しむのが、おしゃれで美味しい食べ方です。
保存は乾燥とにおい移りを防ぐのが大事
ゴルゴンゾーラは乾燥に弱く、また他の食品ににおいが移りやすいチーズです。保存する際は、切り口をラップでぴっちりと包み、さらに密閉容器かジップ付きの保存袋に入れるのが鉄則です。
青カビが他のチーズにうつってしまうこともあるため、他の種類のチーズとは分けて保存することをおすすめします。
ゴルゴンゾーラとはを知ると料理の幅が広がる
ゴルゴンゾーラとは、単なる「青カビの強いチーズ」ではなく、その種類や組み合わせによって無限の可能性を秘めた魅力的な食材です。マイルドなドルチェから始めて、徐々にピカンテの深い味わいに挑戦していくのも楽しいものです。
はちみつをかけたり、パスタに溶かしたり。今回ご紹介したコツを取り入れて、ぜひ食卓にイタリアの豊かな香りをプラスしてみてください。一度その魅力にはまると、毎日の食事がもっと楽しく、特別なものになるはずです。
